保冷処置のやり方treatment
ペットちゃんがお亡くなりになられたら季節に関係なくご遺体の状態の維持のために保冷処置を施しましょう。冷たくて可哀そうと思われるご家族様のおいでとは思いますがご遺体を美しく保つための大切なご処置ですのでお心落ち着いてから焦らず行ってください。
Step 01 手足を寄せる

死後硬直が始まる前に両手・両脚を寄せてお体を丸めてあげてください。もし、死後硬直が始まっている様でしたらそのままのお姿のままにしておいてください。
Step 02 お身体を冷やす

保冷剤か氷入りのビニール袋を準備して(タオルなどで包まないでください)下腹部(腸)を集中的に冷やしていただきます。背中からも冷やしていただくとより効果的です。
Step 03 外気と遮断する

保冷剤・氷・ドライアイスは外気に触れると溶ける(効果が無くなる)時間が早まります。また、ご遺体も外気に触れると腐敗が早く進みますので、タオルやバスタオルなどでできるだけ外気に触れないようにお身体の上からかけてあげてください。
Step 04 冷気の交換

保冷剤などは溶けたらできるだけこまめに交換してください。保冷材は約6時間、氷は約3時間、ドライアイスは約24時間で冷やす効果が薄れてきます。きっちりと時間通りではなくても結構ですので、気が付いたら交換することをお勧めします。
Point ペットボトルを使う

ご予約の日まで時間がある場合には、ペットボトルに水を入れ冷凍室で凍らせ、ペットちゃんの手足に抱えるように充てると良いです。凍らせたペットボトルをストックしておくと良いでしょう。
Point ロックアイスを使う

コンビニやスーパーで販売しているロックアイスの袋を開けずに使用する。氷が溶けたら冷凍庫で凍らせて再利用が出来るので効率的です。